リブランディング / Webサイト
WordPressのテンプレートから、自分たちの顔を持つ会社へ
スィンセーログローバルは、日本在住の外国人材と日本企業をつなぐ川崎の人材会社です。サイトはストック写真と水色の箱、写真の上に重なった文字でできたWordPressのテンプレートでした。緑のロゴを軸に会社の見た目を一からつくり直し、日本語と英語を sinceroglobal.jp ひとつにまとめました。

- 2 → 1日本語と英語のドメインsinceroglobal.jp
- 0 → 4検索とAIが読むタグdescription、OGP、hreflang、JSON-LD
- 4日デザイン承認から独自ドメインで公開まで2026年9月25日から29日
- en-US → ja日本語ページの言語宣言html lang
出発点
厚生労働大臣許可の派遣と紹介、在留資格のサポート。中身はしっかりした会社です。ところがサイトは、その逆を伝えていました。
- トップの見出しが「を」の1文字だけ2行目に落ちていました。
- サービスは水色の箱に小さな白文字。どの画面幅でも読みにくい状態でした。
- 求人とお知らせのタイトルは、写真の上に青い文字で重ねられ、ほとんど読めませんでした。
- 写真はオフィスで働く人のストック写真。実際の求人は工場や物流、重機の現場です。
- 日本語は sinceroglobal2025.com、英語は eng.sinceroglobal2025.com と別のドメインにあり、会社の sinceroglobal.jp は転送されるだけでした。
- ページタイトルは「スィンセーロ グローバル – 接続したペルソナ」という機械翻訳で、言語の宣言は英語(en-US)でした。
- meta description、OGP、hreflang、構造化データはいずれもなし。



誰に、何を伝えるか
読み手は2人です。信頼できる許可業者を探している日本企業の採用担当者と、仕事と在留資格の相談先を探している日本在住の外国人。2人に同じことを感じてもらう必要があります。この会社はきちんとしていて、自分の味方だということです。
会社のものは残しました。社名と緑のロゴです。変えたのは、その周りのすべてです。
新しい見た目
ひとつのアイデアでサイト全体を通しています。ロゴの緑から取ったリボンがページを流れ、人と企業をつなぐ。この会社が実際にしていることを、そのまま形にしました。見出しは太い日本語の書体、地は落ち着いた緑と白、写真はオフィスのストック写真ではなく作業服の人物の切り抜きです。
並びは読み手が聞く順番です。どんな会社か、なぜ信頼できるか(2つの許可番号と資本金をヒーローのすぐ下に)、企業と働く人のそれぞれに何をするか、在留資格のサポート、実際の求人、お知らせ、そして電話、メール、LINEの3つの連絡先。
人物写真は撮影までの仮の生成画像で、サイト上にもサンプル画像と明記しています。




ドメインをひとつに
日本語は sinceroglobal.jp、英語は /en/。翻訳を後から足したのではなく、2つのページとして書き、hreflang で互いにつないでいます。構造化データでは人材会社(EmploymentAgency)として、所在地と連絡先を機械にも読める形で宣言しました。
ドメインを移すことは、メールを移すことでもあります。メールの設定を先にすべて移してから切り替えたので、[email protected] の Google Workspace はそのまま届き続けました。


作り方
デザインの承認から独自ドメインでの公開まで4日です。設計と実装は Claude Code と一緒に進めました。私たちは Anthropic 認定の Claude Partner です。
改修前と改修後
| 項目 | 改修前 | 改修後 |
|---|---|---|
| 見た目 | WordPressのテンプレート、ストック写真 | 緑のロゴを軸にした独自の表現 |
| トップの見出し | 最後の1文字が改行される | 日本語の文節で改行 |
| サービス | 水色の箱に小さな白文字 | サービスごとのタブと手順 |
| 求人とお知らせ | 写真の上の青い文字 | 時給と条件が読める求人 |
| ドメイン | 日英で2つ、.jp は転送のみ | sinceroglobal.jp と /en/ |
| ページタイトル | 「接続したペルソナ」(機械翻訳) | 社名、サービス、所在地 |
| 検索とAI向けのタグ | なし | description、OGP、hreflang、JSON-LD |
| 連絡先 | 写真の上のフォーム | 電話、メール、LINE |
改修前はWordPressのトップページを変更前に全画面で保存したもの。改修後は2026年9月29日の sinceroglobal.jp、PC表示1440×900。
日本企業が持ち帰れること
- リブランディングは新しいロゴから始める必要はありません。社名とロゴは残し、その周りを変えました。
- アイデアはひとつに絞る。ここでは、人と企業を文字どおりつなぐ1本のリボンです。
- .jp ドメインはブランドそのものです。転送するだけでは、検索エンジンも顧客も別のアドレスを覚えます。