海外対応
次のお客様は、日本語を読みません
2024年末の在留外国人は3,768,977人で過去最高、1年で10.5%増えました。2024年10月までの1年で、日本人人口は89万8千人減っています。プロダクトもサイトもサポートも日本語だけなら、市場で唯一伸びている部分を自ら手放していることになります。
政府の発表を二つ並べて読むと、どんな資料よりも日本市場の輪郭がはっきりします。
出入国在留管理庁によると、2024年末の在留外国人は3,768,977人。過去最高で、前年末から357,985人、10.5%の増加です。国籍別では中国が873,286人、ベトナムが634,361人、韓国が409,238人と続きます。
総務省統計局の2024年10月1日現在の人口推計では、日本人人口は1億2029万6千人で、1年で89万8千人減りました。外国人人口は34万2千人増え、3年連続の社会増加です。
片方は100万人近く減り、もう片方は30万人以上増えている。この二つは同じお客様ではありません。
「うちのお客様は日本人」の中身
私たちが話をする日本企業の多くは、自社のお客様を日本人だと説明します。日本にいるという意味では正しいです。ただ、プロダクトにとって大事な意味では、だんだん正しくなくなっています。読める言語、持っている決済手段、フォームが受け付ける名前、携帯している身分証。
差は小さな場所に出ます。漢字の欄がないと登録できないフォーム。平日9時から17時、日本語のみのサポート窓口。誰も確認していない機械翻訳の英語アプリ。日本の携帯番号が前提の宿泊予約の流れ。
どれも経営戦略の問題ではありません。設計の問題です。そして、お客様が支払う気になったまさにその瞬間に、一人ずつ失っています。
もう一人の読み手
目に見えないもう一人の読み手がいます。在留外国人や海外のバイヤーが日本のサービスを探すとき、検索は自分の言語でAIアシスタントから始まることが多くなりました。アシスタントがあなたのサイトを読み、あなたの代わりに答えます。
サイトが日本語のみで、画像が多く、構造化データがなければ、アシスタントには材料がほとんどなく、読める別の会社を勧めると考えておくのが安全です。今年、映画撮影所の英語サイトをまさにこの問題を軸に作り直しました。東映の撮影所のケーススタディに改修前と改修後の計測値を載せています。スマートフォンでの読み込みは12.8秒から0.5秒に、英語は90語から約1,000語になりました。
最初にやること
全文翻訳から始めないでください。お金が動くか、人が諦めるかの3つの瞬間から始めます。最初の画面、フォーム、完了画面です。この3つを日本語が読めない人にも通るようにして、日本語を読まない人による完了数が増えるかを測ります。
私たちはこれを2週間の診断として行っています。日本語を読まない人が上の3つの場面を実際に試し、直すべき点を優先順位付きのリストにしてお渡しします。
覚えておく数字
日本は縮んでいます。ただ、一様にではありません。2024年10月までの1年で日本人人口は減り、2024年の在留外国人は10.5%増えました。その二つ目のお客様に対して、自社の最初の画面、フォーム、完了画面がどこまで通るかを知りたければ、URLを送ってください。